【ポケモンSV】令和相棒自慢杯2024 参加レポート

ど~も~。ごま油です。

今年もしぇいどさん主催の「令和相棒自慢杯2024」に参加してきましたので、使用構築と感想を書こうと思います。

大会の概要やルールについては以下の記事からご確認下さい。shade-doredia.hatenablog.com

 

 

構築概要

※諸事情でTNは隠してます。ご了承下さい。(結果の順位からHOMEでバレるけど)

 

構築経緯

去年の相棒自慢杯に参加して使用感が良かったサーナイトを、今年も相棒ポケモンとして参加する事にした。去年は間に合わなくて用意出来なかった色違い個体を今年は満を持して参戦という事で、ウキウキ気分である。

 

去年の記事でも少し言及したが、この大会の大事なルールである「パーティの1番上にいるポケモンを絶対選出する」都合上、どのポケモンが来てもなるべく仕事が出来るような型にしないと、相手の相棒ポケモンとの相性が悪かった時に選出で不利になる可能性が高くなる。

これを踏まえた上で、今年は突撃チョッキを持たせた型にする事に決めた。

 

サーナイトを相棒ポケモンにする以上、鋼タイプのポケモンにどうやって戦っていくかが鍵になってくる。特に今回使用するサーナイトの型は鋼タイプのポケモンにあまり打点がない型にしたのも相まって、2体目以降のポケモンの選び方はとても重要である。その中で、

  • 「トリック」や「叩き落とす」に耐性がある
  • 有利対面を作った時のアドバンテージが大きい(単体性能が高い)
  • 鋼技を半減出来る

の3点を満たすポケモンを2体目にしたいと考え、物理ポケモンオーガポン(竈の面)を採用する事にした(この時点でオーガポンの型は決めていない)。

 

また、鋼タイプのポケモンに比較的優位を取れ、且つ崩し性能の高いウーラオス(連撃の型)を3体目に採用した。

個人的に連撃ウーラオスはレギュFにおける最強ポケモンの1体であると考えており、実際にレギュFのランクマで1対3の状況でも捲れる性能は持っているカッコイイポケモンであると思っている。

連撃ウーラオスの採用に伴い、ハバタクカミもセットで構築に組みたいと思ったので採用した。このカミラオス(カミウーラ)の並びは、レギュFまでのルールにおいて相手にテラスタルを強要させる点で最強だと個人的に思っている。

また、対面で打ち合う型のサーナイトと棲み分けが出来る様に、ハバタクカミは崩し性能の高い型で採用する事にした。

 

ここまでの4体で、相手の眼鏡ハバタクカミにテンポをとられて厳しそうなのと、サーナイトが絶対選出な以上鋼技に耐性が欲しかったので、HDゴツメアーマーガアを採用する事にした。ゴツゴツメットを採用する事で相手のウーラオスの型の判別が出来たり、カイリューにも比較的戦える様になっている。

また、有限ではあるがサーナイトと相性補完のサイクルを回すことが出来る様にはなっている。

 

ここまで上の5体を採用して、ラスト1体の枠に欲しい要素として

の2点、即ち地面枠のポケモンが欲しいと思った。

初めは、ステロや毒菱などの設置技を除去出来るイダイナキバであったり、ステロ欠伸のカバルドンやステロ吹き飛ばしのディンルーの起点役などを考えてはいたが、サーナイトが絶対選出である点とレギュF最強ポケモンの1体のウーラオスに比較的強く出られる点を考慮して、ガブリアスを6体目として採用した。

 

これに伴い、オーガポンの型を対面性能が比較的高めで且つ先発要員としても投げられる型にして構築が完成した。

 

 

単体紹介

サーナイト

テラスタイプ:水

特 性:トレース

性 格:控えめ

持ち物:突撃チョッキ

実数値:175(252)-63-89(28)-184(180+)-136(4)-106(44) ※A個体値0

技構成:ムーンフォース/サイコショック/サイコノイズ/真空波

~調整意図~

HB…A特化連撃ウーラオスの「水流連打」確定耐え(~99.5%)

HD…C特化暁ガチグマのシルクのスカーフ補正テラス「ブラッドムーン」+「真空波」を、突撃チョッキ込みで確定耐え(~90.3%)

S…無振り85族抜き(対ブリジュラス意識)

C…余り(出来るだけ高く)

 

今年も一緒に戦ってくれた相棒枠。NNはユリエル(プレミアボールで捕まえていたので白のイメージから)。

SVのレギュFにおける対戦環境は多種多様な構築が存在し、中々全てに対応するのは難しいと思っている。その為、使用率の高いポケモンに抗えるような型にする事でなるべく対応範囲を広げようと考え、この型にした。

この型はやっすんさんのSVシーズン16で使用されていたサーナイトの型を参考に微調整したものである。(個人的サーナイト使いNo.1プレイヤーの方)

yassunpokemon.hatenablog.com

(↑掲載許可頂いてないので、怒られたら消します)

 

この参考にした記事にもある通り、暁ガチグマに対して後出しして欠伸を打たれない限りはだいたいの場面で勝てるようになっている。また、ブリジュラスに対してもトレース込みで仕事が出来るようにはなっている(これらの詳細な説明は、上のリンクから確認して下さい)。

テラスタイプは火力補正がかかるフェアリーも味があっていいと思ったが、それよりも連撃ウーラオスハッサムなどの鋼タイプのポケモンを意識して水にした。結果的にそれが刺さった試合が数回あって正解ではあったと思う。

 

オーガポン(竈の面)

テラスタイプ:炎

特性:型破り→面影宿し

性格:陽気

持ち物:竈の面

実数値:167(92)-172(252)-105(4)--117(4)-165(156+)

技構成:蔦棍棒/ウッドホーン/岩石封じ/挑発

~調整意図~

S…最速ウーラオス抜きAキュウコン抜き

A…ぶっぱ

H…余り

B,D…端数

 

対面性能と先発要素を兼ね備えた型。NNは竈門 禰豆子(全然鬼滅の刃知らないけど)。

サーナイトが呼ぶ鋼や炎ポケモンに比較的強く出られ、攻めの相性が良い枠として採用。

最初は、宿り木アンコールの様な耐久型にしてサーナイトとサイクルをしていこうかと思っていたが、サーナイトが拘りトリックの型ではない事とオーガポンに求めるものはサーナイトが苦手なポケモンを倒してサーナイトorオーガポン自身を通す事が重要であると考え、この型に落ち着いた。ただ、この構築でこの型が一番合ってるかと言われると自信はなかった。

本番では、相手の起点作成ポケモンが比較的高い確率でメンタルハーブを持っていたのもあって仕事されてしまう所もあったが、火力があるおかげで助かった部分もあり、活躍した場面も見られたので良かったと思っている。

 

ハバタクカミ

Flatterhaar

テラスタイプ:水

特 性:古代活性

性 格:臆病

持ち物:ブーストエナジー

実数値:141(84)-54-99(188)-174(148)-156(4)-182(84+) ※A個体値0

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/瞑想/身代わり

~調整意図~

C…+1段階「ムーンフォース」で等倍無振りウーラオスを確定1発

HB…タイプ一致「イカサマ」を身代わりが最高乱数以外耐え

S…S110族意識

D…余り

sharemarble.hatenadiary.com

(↑掲載許可頂いてないので、怒られたら消します)

 

特殊アタッカーの崩し役。NNはサニー(トリコに出ているキャラの名前)。

型は先程挙げた記事を丸パクりしたものである。なので、自分から特に語れる事はない。

サーナイトが対面的な特殊アタッカーに対して、こっちのハバタクカミは積みアタッカーとして採用しているので、役割集中的な事は出来る。

本番ではそこまで目立って活躍していたわけではないが、相手のラティアスと積み合い合戦になって急所を引いて勝った試合があったので、自覚の塊見せてくれて嬉しかった。

 

ウーラオス(連撃の型)

Wulaosu (Fließender Stil)

テラスタイプ:毒

特 性:不可視の拳

性 格:意地っ張り

持ち物:パンチグローブ

実数値:189(108)-183(132+)-142(172)-61-87(52)-123(44) ※C個体値1

技構成:水流連打/ドレインパンチ/アクアジェット/剣の舞

~調整意図~

HB…A特化パオジアンの弱点「テラバースト」が最高乱数以外耐え

HD…臆病テツノツツミの「フリーズドライ」が最高乱数以外耐え

S…準速70族(キノガッサetc…)抜き

A…余り(出来るだけ高く)

tikubai88.hatenablog.com

(↑掲載許可頂いてないので、怒られたら消します)

 

物理アタッカーの崩し役。NNはウーラオウ

ハバタクカミと同様、こちらも先程挙げた記事を丸パクりしたものである。

参考記事が書かれた時のルールはレギュDであるが、レギュFでも活躍出来る位には神調整の型である。

パクった型とは言え、自分がランクマのレギュFを通じて一番強いと思っていたポケモンでもあるので、かなり信用している。

本番では、サーナイトを相手に見せないままマジレス勝ちしたりとエース級の活躍をしてくれて、出しどころを間違えなければ最強ポケモンである事を改めて教えてくれた。

 

アーマーガア

Krarmor

テラスタイプ:ドラゴン

特 性:ミラーアーマー

性 格:慎重

持ち物:ゴツゴツメット

実数値:205(252)-107-126(4)--150(252+)-87

技構成:アイアンヘッド/ボディプレス/挑発/羽休め

~調整意図~

対ハバタクカミ意識でHDぶっぱ(臆病眼鏡シャドーボールが~48.8%)

 

サーナイトとサイクルを回していく枠。主にハバタクカミがきついときなどに投げる。NNはガラルムーン(ムーンボールで捕まえていたので)。

ここの枠は本来コータスにしようと考えていたが、それだと古代活性組のポケモンにタダ乗りされてきつくなると思ったのでどうしようかと悩んでいた所、サーナイト入り構築の記事を見ていく中でアーマーガアが良さそうだと感じたので、採用した。

ついでに地面の一貫を切ることが出来、挑発を採用することで受けっぽいパーティにもある程度抗えることが出来る。

テラスタイプは無難に炎・電気・水を半減にするドラゴンにしたが、元の耐性が強いので基本的には切らない。

また、HD特化でありながらゴツゴツメットを持たせる事で、相手のウーラオスの型判別がある程度出来、カイリューに対しても比較的有利に立ち回れる点が強みである。

地味に特性のミラーアーマーも偉い。

技構成はハバタクカミに打点がある「アイアンヘッド」、鋼タイプに弱点を付ける「ボディプレス」、耐久型なので「羽休め」と自身が起点にされない様に「挑発」で完結している。

本番ではそれなりに活躍した場面もあったが、如何に起点にされないかでのプレイングが難しいと感じた。

 

ガブリアス

Knakrack

テラスタイプ:鋼

特 性:鮫肌

性 格:陽気

持ち物:気合の襷

実数値:183-182(252)-116(4)-76-105-169(252+) ※C個体値0

技構成:スケイルショット/地震/アイアンヘッド/剣の舞

~調整意図~

対ウーラオスを意識して最速ASぶっぱ

 

王者ガブリアス。NNはアーロン(ONE PIECEのキャラ)。

スケイルショットと剣舞を採用しつつも、気合の襷を持たせる事で初手駒としてもエースとしても運用できる型にしてある。

テラスタイプは弱点を打ち消せるのとスケイルショット→アイアンヘッドの相性が良いので、鋼タイプにした。

本番では襷を持たせた事で活躍していた場面があったので良かったと感じた。イカサマダイスとは違う安心感(行動保証)があるのは立ち回りがしやすい点で良いと思う。

 

 

選出パターン

サーナイト絶対選出以外は相手の構築を見て柔軟に対応していく。

相手のハバタクカミがきつそうな時はアーマーガアを、タケルライコやステロなどを撒かなそうな構築にはガブリアスを、初手で起点作成のポケモンが来そうな場合はオーガポンを、それぞれ投げるようにしていた。

 

 

結果と感想

12勝6敗でした~

個人的には何カ所かもったいないプレミをしたり最後の試合で急所による下振れで負けが込んだりと少しモヤモヤ感はあるものの、3時間フルで参戦出来て楽しかったです!

 

今年も開催して下さったしぇいどさん、ありがとうございました!!来年も開催される事を期待してます!!

 

最後になりますが、こちらの記事は感想レポートですので、構築を見に来てくださった方は単なる日記だと思って下さると幸いです。

 

何かありましたらX(旧Twitter)の@everypoyonpoyonまでご連絡下さい。

ではでは~

 

 

 

【ポケモンSV】仲間大会「キタカミ1on1」に参加しました

 

どうも~、ごま油です。

先日の2023年10月15日に開催されたシグマさん主催の仲間大会「キタカミ1on1」に参加しましたので、その結果と感想を執筆しようと思います。

大会のルールはこちらから。

 

 

 

構築経緯(考察)

(主に以下の記事を参考にして構築を考えました。大会主催者のシグマさん、ありがとうございます!)

shigumaaa.hatenablog.com

 

 

1on1ルールの大会に参加するのは初めてだったので、過去の1on1大会の記事を参考に自分なりに考察した所、Pokémon-Icon 472.pngPokémon-Icon 473.pngPokémon-Icon 038a.pngの4体は選出圧力が高い(言い換えれば存在自体が環境を大きく変えそうなポケモン)、且つ多くのプレイヤーが好んで使うポケモンかなと推測した。

そこでこの4体を中心に、参加出来るポケモンに対して広く勝てそうなポケモンが強いのではないかと考えた。また、

 ・相手の先制技に強く出られる(主にノーマルと格闘)

 ・S操作技に対応出来る

 ・搦め手に抗える事が出来る

これらの要素を満たすポケモンが強いのではないかと感じたので探した所、コノヨザルPokémon-Icon 979.pngが最も該当しそうなポケモンであったので採用した。

 

次に、使いたいの技構成だと物理耐久が高いポケモンに対して不利を取ってしまうと思ったので、それに対抗出来るポケモンを考えた。そこで今回の大会で使えるポケモンを閲覧したときに、ランクマレギュDから使用可能となった高火力を出せるポケモンPokémon-Icon 902.pngに着目した。

このポケモンはタイプ一致技を打った際に、他のポケモンが打つそれよりも2/1.5(=1.33...)倍強くなる特性の適応力を持っている。特に♂のは、ラスト1匹になった時に放てる威力150のお墓参りと先制技のアクアジェットが特性の適応力と嚙み合って大きなダメージを与える事が出来る、まさに偉大なポケモンである。しかし、

 ・1on1大会ではお墓参りの威力が50になってしまう

 ・もう1つの物理ゴースト技のゴーストダイブは溜め技で相手に隙を与えてしまう

 ・物理水技の最大打点になるウェーブタックルは反動技なので、気合の襷の採用率が最も大きいこのルールにおいては嚙み合ってない

 ・仮に滝登りやアクアブレイクを採用したとしても、水技が半減の相手に対してはそれ以外の技を打たざるを得なくなり、ゴースト技以外の技は特性の適応力が反映されない

などの理由から、♂のよりも♀のが適しているのではないかと考え、且つ特殊アタッカーとして採用したかったのも相まって、2匹目として採用した。

 

ラスト1匹はが対応出来ないポケモンに強く出られるポケモンを採用しようと考えた。最初はドラゴン技(主にスケイルショット)の一貫を切るのとPokémon-Icon 445.pngの上から弱点を突く為にを考えており、弱点保険型や金縛りアンコール型、気合の襷型などを考えてはいたが、個人的にしっくりくるものがなく、考察時間が足りなかったのもあり大会開始30分前まで悩んでいた(実際に育成まではしていた)。

しかし、ここでPokémon-Icon 876.pngが激重であると感じ、先制技が強いこのルールにおいてこのポケモンを対策しないのは自分の構築的に有り得ないと直感したので、に強く出られ、且つ汎用性があるポケモンを考えた結果、Pokémon-Icon 469.pngが適しているのではないかと感じたので、3匹目として採用して構築が完成した。

 

(執筆中にがSVでワイドフォースを覚えない(~碧の仮面時点で)事に気付き、滅茶苦茶ビックリしました。てっきり覚えているもんだと思って構築を考えていたので…)

 

 

単体紹介

コノヨザル

 

特 性:やる気(特性パッチ忘れで負けん気じゃないです…

性 格:陽気

持ち物:ロゼルの実

実数値:185-143(60)-125(196)--110-156(252+)

技構成:憤怒の拳/ドレインパンチ/岩石封じ/挑発

~調整意図~

   S:ミラー意識で最速

HB:陽気命の珠のじゃれつく+影打ちがロゼルの実込みで確定耐え(~92.5%)、意地っ張りの場合は乱数1発(瀕死率2.34%)

ドレインパンチの回復量による残HPの割合を増やしたい為、B振り

   A:余り(少しでも火力を上げる為に)

 

先制技に多いタイプのノーマル・格闘に無効、ゴースト・格闘の技範囲の優秀さ、比較的速いS種族値から打てる挑発、S操作技を持っている、ある程度耐久もあるので憤怒の拳の威力も上がりやすい…といった1on1における様々な強い要素をもち、参加可能な大抵のポケモンに勝率が高そうだと感じたポケモン

能力ダウン技(特にS下げ)に滅法強い負けん気で採用したかったが、やる気で登録してしまったので参加中は不安でしかなかった。が、そこまで負けん気が活きた試合がなかったので結果オーライではあった(ちゃんと特性は確認してから登録しようね)。

技構成について、対特殊アタッカーに関しては耐久無振りの為に体力管理が難しくはなるが、物理アタッカーに対しては耐久に振っているのもあるので、それらと相性の良い憤怒の拳とドレインパンチは確定。岩石封じは地均しとの選択にはなるが、対飛行ポケモンを意識して岩石封じにした(ちなみに岩石封じを外して負けた試合もあるので一長一短ではある)。挑発は相手の変化技の積み技を阻止するのと、毒々身代わり守るの、イバンの実の滅び守る型のPokémon-Icon 186.pngなどに抗う為に採用した。挑発はアンコールとの選択にはなるが、対を意識して上から挑発を打ちたかったのでこうした。

他の技候補として、対Pokémon-Icon 445.pngに強く出られる冷凍パンチも考えたが、ピンポイントになりそうなのと最終的に採用した技4つで結構完結していると感じたので、今回は見送った次第である。

(執筆中に持ち物なしA特化の冷凍パンチでようやく耐久無振りが高乱数で倒せる事実に気付き、結果的に採用しなくて良かったと同時に流石主人公だなあと思わされましたまる)

 

調整意図は書いてある通り、対に最低限抗える様にしている。どのにも初手岩石封じから入って、

 ・じゃれつくを打たれた場合、次の影打ちは基本耐えるので返しの憤怒で勝ち

 ・変化技を打たれた場合、先攻挑発でだいたいの陰キャ型を完封

という動きを想定して立ち回っていた。

勿論シャドークロー+影打ちや剣舞シャドークローは基本耐えないし、鬼火電磁波を打たれた場合機能停止しちゃうので負ける可能性はあるし、何なら全ての型のを想定しても負ける確率が高いと思う。

しかし、を採用する場合、アタッカーであればミラーになった時に少しでも勝てる様に最速ASにする人が多そうなのと、補助技メインの型の場合は幅広く勝てる様に身代わり呪い痛み分けの型が多くなるだろうと思った。なのでそれを逆手にとってこの調整がいいのではないかと思った。

実際、が入っているパーティには全てを選出しており、が出された試合は計7戦で5勝2敗と悪くはなかったと思われる。がアタッカーの時は大抵じゃれつくから入ってきたのでEasyWinが出来たが、シャドークローから入ってきた場合は普通に負けていたので嚙み合いが良かっただけだと思う(2敗は全てアタッカー型で、岩石封じ外し負けと剣舞シャドークローで普通に負けた)。逆に補助技メインの型には全勝したので、そこの部分は良かったと思う。

また、相手のパーティには入っているけど出されなかった試合は4戦あって2勝2敗であったので、が入っているパーティには比較的勝率が良かったのではないかと思われる。

一方、が入ってないパーティに対してを出した試合は9戦で3勝6敗と負け越したので、そこは残念ではあった。

 

 

イダイトウ♀

 

特 性:適応力

性 格:控えめ

持ち物:突撃チョッキ

実数値:195-100-85-167(252+)-96(4)-130(252)

技構成:波乗り/シャドーボール/冷凍ビーム/アクアジェット

~調整意図~

C:適応力を最大限活かす為に特化

S:確実に抜きたい相手がいるわけではなかったので、無難に準速

D:余り(突撃チョッキを持たせているので)

 

特性の適応力によって高火力を出せる特殊アタッカー。

に勝つ為に型破りも実は考えてはいたが、ピンポイント過ぎるのとミラー対面の時に火力不足で倒せない可能性まで考慮して、今回は適応力で採用した。

突撃チョッキを持たせた一番の理由は、ミラーになった時に適応力のC特化シャドーボール+A無補正無振りアクアジェットを確定耐え(~99%)することに気づいた為である。後はパーティ自体が特殊高速アタッカーに弱いので、少しでも抗える様にという意味もある。

技構成はタイプ一致の波乗り・シャドーボール、先制技のアクアジェットは確定で、ラストは技範囲を意識して無難に冷凍ビームにした。凍える風も選択にはあったが、適応力の対象外で技の威力が低いのもあったので見送った。

を出した試合は計4戦で3勝1敗と良い結果ではあった。

 

 

メガヤンマ

 

特 性:加速

性 格:無邪気

持ち物:気合の襷

実数値:161-109(100)-106-168(252)-68-148(156+)

技構成:虫のさざめき/エアスラッシュ/シャドーボール/電光石火

~調整意図~

S:ランク+1でスカーフ準速95族抜き

C:火力を出せる様に極振り

A:余り。電光石火の火力を少しでも上げる為

 

大会開始30分前に急遽入ってきた最後の枠。

急いで育成したのもあって、努力値に勝てる様にSだけ調整し、後は出来るだけ火力を上げるためにCとAに振った。

それ以外の調整はバンビーさんが最近メガヤンマの動画を挙げてたのもあってそこから丸パクリしたw

 

www.youtube.com

 

育成した個体がレイド産で催眠術を覚えていたので、見切りと合わせて戦う型が一瞬脳裏によぎったが、催眠術の命中率は信じていないし外した瞬間に負けになるのはしょうもなすぎるので真っ当な型にした。

実際に25戦こなしてが入ったパーティには一度も当たらなかったし、出した試合も1戦だけだったが、その試合はしっかり勝てたので結果的には最後の枠にを入れて良かったと思っている。

 

 

結果と感想

(諸事情でTNは隠してます。どうせHOME見ればバレるけど一応

 

25戦全てこなして、14勝11敗でした~。内訳はこんな感じ。

 コノヨザル:10勝10敗

 イダイトウ:3勝1敗

 メガヤンマ:1勝0敗

 

気軽に参加したのもあって成績はそこまで良いものではないですが、勝ち越せたので個人的には良し!

実際に戦ってみて思ったのが、選出誘導が出来るパーティは強いなと感じたので、それを意識して組まなかった自分としては相手のパーティを見て何を出すのが最適解なのかがよくわからなかった点が負けた試合の理由の一つかなと思いました(勿論場合によってはじゃんけんになることもあるが)。

後は思ったより一撃技(特に地割れ)が飛び交う環境だったのもあり、そこを対策していなかった自分としては次の大会で似たようなルールで参加する際は気を付けようと思いました。

 

1on1大会は一度参加してみたかったのもあったし、プールが広いかつテラスタル使用禁止だったのが個人的に凄く良いと思ったので(常に変な択にならずに済む)、主催してくれたシグマさんには感謝しかありません。本当にありがとうございました!!楽しかったです!!

 

 

あとがき

今回シグマさんと直接対戦することはなかったのですが、配信をリアタイで見ていてPokémon-Icon 709.pngを採用するんだ!という驚きとしっかり勝っている場面もあって、やっぱりトッププレイヤーは格が違うなぁと改めて感じました。

この記事を見ている人は当日のシグマさんの配信も見た方が多いとは思うのですが、一応見ていない人のためにリンクを貼るので、興味のある方は見て下さい(勝手に宣伝)。

 

www.youtube.com

 

最後に、この記事は日記の感覚で執筆しましたので、そんなに結果が高くなくて参考にならないじゃん!と思われる方もいると思いますが、ご了承下さい。自分が書きたかったので書いているだけです。はい。

 

何か不備などありましたら、X(旧Twitter)@Everypoyonpoyonまで連絡お願いします。

 

ではでは。

【ポケモンSV 碧の仮面】イイネイヌC0厳選方法

 

(2023/12/29更新:藍の円盤配信に伴い更新しました。)

 

どうも、ごま油です。

今回はポケモンSV 碧の仮面で新登場したイイネイヌのC0厳選方法を書こうと思います。

ぶっちゃけC0厳選しなくても大丈夫な人が多いかもしれませんが、需要があるかもしれないので、一応形として自分が実践した方法を載せます。

なお、自分が編み出した方法ではないのでそこは悪しからず。(補足説明の最初らへんに載せてある動画を参考にしました)

 

 

用意するポケモン

※全員Lv.100個体です

 

フワライド ポケモンアイコン426.png

 

テラスタイプ:任意

特性:任意(強いて言うなら誘爆以外)

性格:図太い(Bに上昇補正がかかっていればOK)

持ち物:ウイの実

個体値:HBはV、他は適当でいい

(但し、性格呑気でSの個体値が極端に低いとSに努力値を振らない限り、イイネイヌLv70での素早さの最大値151より低くなるので注意)

実数値:500(236)-*-205(252+)-*-*-201(20) 

※A実数値判断が楽になるようにあえてHPを500にしているが、HB特化でもOK

技構成:力を吸い取る/投げつける/置き土産/@1

 

パオジアンのC0厳選でフワライドを使用していた人はその個体を流用してもOK。但し、イイネイヌのA実数値の最大値が225なので、HPのMaxが400の場合はLv.100まで育てて少なくとも450以上にすることを推奨する。

 

ヒトモシ×4体 ポケモンアイコン607.png  ポケモンアイコン607.png ポケモンアイコン607.png

<共通事項>

テラスタイプゴースト

特性:貰い火orすり抜け

持ち物:任意

個体値:HBCSがV、Aが0

技構成:パワーシェア/テラバースト/置き土産/守る

 

<内訳(各ヒトモシの性格と実数値)>

「無補正」個体:241-65-193(188)-183(68)-*-152(252+)     性格:無邪気

「混乱」個体 :241-65-184(152)-192(104)-*-152(252+)   性格:無邪気

「攻撃↑」個体  :241-65-173(108)-203(148)-*-152(252+)   性格:無邪気

「攻撃↓」個体  :241-66(4)-193(188)-163(64)-*-152(252+) 性格:陽気

 

どのヒトモシなのかを判断する為に、NNは付けた方が良い。自分は「」内のNNで区別してある。

 

後は捕獲用のポケモン(キノガッサetc...)1体を連れてきて、手持ち6体フルの状態にする。

 

手順

事前準備として、

 

・藍の円盤のストーリーをクリアして常時テラスタルが出来る所まで進める

・フワライドのHPは250にする(適当な野生ポケモンと戦い、置き土産で瀕死にしてから、元気の欠片で体力を半分にする)

・各ヒトモシ全てHP満タンで火傷状態にさせる(火炎玉を持たせて適当なポケモンと戦い、守るをしながらテラスタルをすることで可能)

・捕獲したいボールの用意

(・出来れば捕獲するROMで予め別のイイネイヌを連れてきて図鑑登録を済ませる)

 

はしておこう。

(捕獲したいボールが少なくて心配な人は、キタカミセンターの屋台のキタカミそばで捕獲パワーを上げるのもあり。但し、セーリセが面倒)

 

先頭をHP半分のフワライドにしてから、厳選開始しよう。

 

①フワライドの"力を吸い取る"でイイネイヌのAの実数値を確認する。

 回復量が184(下降補正)-205(無補正)-225(上昇補正)の3パターン以外の時はリセット

②ウイの実を投げつけて、イイネイヌが混乱するかを確認する。この時、

 

 A)回復量が184かつ混乱した場合、リセット

 B)回復量が184かつ混乱しなかった場合、「攻撃↓」ヒトモシを③の操作が終わり次第繰り出す

 C)回復量が205かつ混乱した場合、「混乱」ヒトモシを③の操作が終わり次第繰り出す

 D)回復量が205かつ混乱しなかった場合、「無補正」ヒトモシを③の操作が終わり次第繰り出す

 E)回復量が225かつ混乱した場合、リセット

 F)回復量が225かつ混乱しなかった場合、「攻撃↑」ヒトモシを③の操作が終わり次第繰り出す

 

の6つのパターンのどれに該当するかを確認する。

③置き土産で退場して、条件に合うヒトモシを繰り出す。

ヒトモシでパワーシェアをしてから、ラスタルをしてテラバーストを選択し、イイネイヌへのダメージ量を確認する。この時、

 

 ・ダメージ量が1/3以下の場合、物理テラバーストなのでC0~1確定

 ・ダメージ量が4割以上の場合、特殊テラバーストなのでリセット

 ※急所は考慮してない

 

のいずれかであることを確認する。

⑤物理テラバーストの場合、置き土産で退場して捕獲用ポケモンを繰り出し、捕獲して厳選終了!お疲れ様でした~

 

補足説明

今回紹介した方法はパオジアンのC0厳選方法をイイネイヌverに改良したものである。

パオジアンのC0厳選はこちらの動画にて詳しく説明されているので、そちらを見たうえで補足説明をする。

 

www.youtube.com

 

①:イイネイヌのステータスとそれによる厳選対象の絞り

SVで新登場した準伝説ポケモンは3V以上確定(どこにVがかかるかはランダム)かつシンクロ厳選が出来ないので、全ての個体に対応したC0厳選は手持ちの都合上不可能である。逆にAがVである確率は1/2以上なので、性格補正を含めた3パターンに絞って厳選することは可能である。(AがVならばCがV以外の可能性が高まるため)

ここで、イイネイヌのLv70のステータスはこの様になっている。

 

 

この表から、A31-C0の組み合わせは

184-86184-94205-77205-86205-94225-77225-86

の7パターンが考えられる。

(A実数値184は無補正の個体値0~1、A実数値205は上昇補正の個体値4~5の可能性もそれぞれあることに留意する)

また、ウイの実はHP回復時にC下降補正だと混乱する木の実であり、これを投げつけることによってイイネイヌのC下降補正の有無の判断が出来る。先程述べた7パターンの内、C下降補正が含まれるのは205-77225-77の2つであるので、これらはウイの実の投げつけるで判断が出来る。

 

さて、この7パターン全ての対応は手持ちの数的に不可能であるので、先程述べた"力を吸い取る"と"ウイの実投げつける"で厳選対象を絞る必要がある。

ここで、各7パターンに当てはまる性格を考えると、

 184-86:図太い、穏やか、臆病

 184-94:控えめ

 205-77:腕白、慎重、陽気、(意地っ張りA4~5)

 205-86:無補正性格5つ+能天気、呑気、大人しい、生意気、せっかち、無邪気の計11種

 205-94:おっとり、うっかりや、冷静

 225-77:意地っ張り

 225-86:寂しがり、やんちゃ、勇敢

と分けることができ、一番出る可能性が高い205-86は対応した方がいいとわかる。

これらと特攻上昇補正が判断出来ない点まで踏まえると、

 184-86205-77205-86225-86

の4パターンに絞って厳選した方がよさそうであると判断できる。

 

②:手順②のA)とE)について

手順②のA)とE)について、

A)はこの個体に対応したヒトモシをそもそも連れてきてないのと、A)の事象からイイネイヌがA無補正の個体値0~1かつC下降補正の個体である、即ちAの個体値がVではないのでCの個体値がVである確率が高くなってしまう為、ここではリセットと記載している。

E)もこの個体に対応したヒトモシをそもそも連れてきてないのでリセットと記載してあるが、E)の事象はイイネイヌが性格意地っ張りのA個体値がVである、即ちCの個体値がV以外の可能性が高くなる為、ヒトモシを経由せず捕獲してステータスを確認するのも一つの手ではある。(自分はリセットせず一旦捕獲してステータス確認してました)

 

確率のお話ではあるのでそこは個人の判断に委ねられるが、システムチックにやりたいのであれば手順通りに進めた方がいいとは思う。

 

③:ヒトモシのテラバーストのダメージ計算結果

補足説明の①で最終的に絞った4つのパターン(手順②のB)、C)、D)、F)が該当)に対応した各ヒトモシのテラバーストのダメージ計算を以下に示す。厳選する際不安な方はこれを見るといいかもしれない。なお、ダメージ計算はPOKEMON SOLDIER様のツールを使用した。

ダメージ計算ツールSV byポケソル (pokesol.com)

 

B)「攻撃↓」ヒトモシ VS 184-86(A31下降-C0無補正)イイネイヌ

  物理テラバースト(火傷):(最硬)15.7~25.7%(最脆)

  特殊テラバースト    :(最硬)40.2~73.0%(最脆)

 

C)「混乱」ヒトモシ VS 205-77(A31無補正-C0下降)イイネイヌ

  物理テラバースト(火傷):(最硬)17.5~27.5%(最脆)

  特殊テラバースト    :(最硬)43.8~77.9%(最脆)

 

D)「無補正」ヒトモシ VS 205-86(A31無補正-C0無補正)イイネイヌ

  物理テラバースト(火傷):(最硬)17.5~30.5%(最脆)

  特殊テラバースト    :(最硬)43.8~87.7%(最脆)

 

F)「攻撃↑」ヒトモシ VS 225-86(A31上昇-C0無補正)イイネイヌ

  物理テラバースト(火傷):(最硬)20.0~33.0%(最脆)

  特殊テラバースト    :(最硬)50.9~93.6%(最脆)

 

※急所は考慮してない。テラバーストはパワーシェア後の実数値で計算してある。

 

④:何故フワライドとヒトモシなのか?

今回の厳選方法は先ほど引用した動画の通り、

a)"力を吸い取る"と"投げつける"を両方覚えるポケモン

b)"パワーシェア"を覚えるポケモン

が条件となっている。ここで厄介になるのがイイネイヌの覚えている技である。

捕獲時のイイネイヌの技構成は、毒突き/ぶんまわす/嚙み砕く/馬鹿力となっているが、特に面倒なのが馬鹿力の存在である。この技は打つ度に自身のAとBのランクが1段階下がるので、b)のポケモンでテラバーストを打つ際に物理テラバーストだったとしても特殊テラバーストと同等のダメージ、あるいはそれ以上のダメージを与えてしまう可能性がある。その為、a)とb)のポケモンゴーストタイプであることも条件となる。これらに該当するポケモンがそれぞれ

a)フワライドのみ

b)ヒトモシランプラーシャンデラフーパ(いましめ)の4体

となっている。a)のフワライドはHPの種族値が高いに加えて、スキルスワップ+自主退場技が出来るので、このイイネイヌの厳選に適したポケモンである。

一方b)に関して、フーパはそもそも持っている人が少なそうなので却下するとして、ヒトモシランプラーシャンデラの内どれがいいのかを考えた時に、

 

ヒトモシでもLv.100で最速にすればS実数値152が実現可能、かつ耐久無振りでもA225イイネイヌの最大打点である嚙み砕く+火傷ダメージを急所込みでも確定耐えすることができる

・それぞれのAとCの種族値の差を考えるとヒトモシが一番小さい値になる

シャンデラだとCの個体値を0で粘る必要が出てくるかもと考えた時に、対戦面で踏まえても実用性がない

・この厳選の為だけに闇の石をそこまで消費したくない

 

などの理由からヒトモシゴーストテラスタルが一番適してるのではないかと考えた。

ちなみに、ゴーストテラピースを使えばゴーストタイプ以外のポケモンもb)の対象にはなるが、そこまでして大量にテラピースを消費したくないのが一番大きかったので、このようになっている。

 

以上の考えを踏まえてフワライドヒトモシを採用したのだが、気を付けるべきなのはヒトモシの特性の1つに炎の体があることである。イイネイヌの技は全て接触技なので、イイネイヌが火傷状態になる可能性がある。その為、ヒトモシの特性を貰い火orすり抜けにする必要がある。

 

 

イイネイヌのC0厳選方法と補足説明は以上となります。

画像が少なかったり殴り書きで書いた感があったので、わかりづらい部分もあったかもしれませんがご了承下さい。

記載漏れや不備、疑問などがあればX(旧Twitter)の@Everypoyonpoyonまで連絡して頂けると助かります。

よろしくお願いします。

 

あとがき

今回のDLC碧の仮面でイイネイヌに対する感想が想像以上にイイネイヌで好感を持てたので、準伝説の中でもお気に入りのポケモンになりそうだなと感じ記事を作成しました。

記事を作成中、パオジアンの名残でアメタマを使用している人がXのポストで見かけたので、馬鹿力に困らないのかな~と思ったりしてました。

もし今から厳選するよ~って人は自分で言うのもなんですがこの記事を参考にして頂ければなと思います。(ついでにヒトモシのA0厳選も出来るしお得!)

 

ではでは~

 

【ポケモンSV】令和相棒自慢杯2023 サーナイト絶対選出構築【最終279位/レート1608】

初めまして、ごま油と申します!

 

今回は2023年5月6日に行われた仲間大会、「令和相棒自慢杯2023」に参加した際の構築を紹介します。

 

初めて記事を書くため拙い部分があるかもしれませんが、ご了承下さい。

 

大会の詳細についてはこちらに書かれてありますので、そちらをどうぞ。

shade-doredia.hatenablog.com

 

 

 

構築概要

※諸事情でTNはここでは隠してますが、レンタルパは公開しますので使いたい方はどうぞ

コンセプト

サーナイトと共に戦い抜く

 

構築経緯

Pokémon-Icon 282.png

私は3世代大好き人間なのだが、その中でもサーナイトは見た目も性能も自分好みで今回の大会で1番使いたいと思ったので、相棒枠として一緒に戦うことにした。

 

サーナイトを絶対選出で戦う以上、ある程度どのポケモンにも仕事が出来るよう役割を持たせる事がこのルールにおいて1番大事である。また後続から出す場合、相手に先に展開されて何もできずに倒される事も避けたかったので、この条件に合う型を調べていた所、バンビーさんが挙げていたサーナイトの動画がとても良いと感じた為、オボンの実を持たせた耐久振りの型にした。

www.youtube.com

 

 

上の型のサーナイトを使うにあたって、真っ先にキョジオーンの存在が厄介だと感じたので、隠密マントサーフゴーに目を付けた。他にもキョジオーン対策はあるが、私がレギュレーションAでのランクマッチでサーフゴーを使用していたのもあり、その性能には目を見張るものを感じていたので、特殊の崩し役として採用した。

また、サーナイト展開から裏のポケモンで崩しとサイクルが両立出来たら強い動きが出来ると思ったので、サーフゴーと相性の良い物理の崩し役としてカイリューを採用した。

 

Pokémon-Icon 1003.png

上の3体では、S上昇ブーエナ持ちのハバタクカミや、後ろから出て来たテツノツツミ、イーユイに対して不利をとってしまうと思ったので、それらに勝てるポケモンがいないか探したところ、突撃チョッキディンルーに目を付けた。先ほど掲載したバンビーさんの動画にも突撃チョッキのディンルーが構築に入っていたのも相まって採用した。

(自分が意図しない形でディンルーカイリューサーフゴーという並びにはなったが、今こうして見ると型の誤認を誘えるような並びだったかもしれないと思った。実際にその効果があったかどうかは知らないが)

 

Pokémon-Icon 778.png Pokémon-Icon 994.png

サーナイト展開をするにあたってサイクル以外にも対面的な選出が欲しいと感じたので、行動保証のあるミミッキュと有利対面を作ってからの抜き性能が高いと感じたテツノドクガを採用して構築を完成させた。

 

単体紹介

サーナイト 

 

テラスタイプ:炎

特 性:トレース

性 格:図太い

持ち物:オボンの実

実数値:175(252)-63-122(204+)-145-135-107(52) ※A個体値0

技構成:サイコショック/ムーンフォース/マジカルフレイム/鬼火

~調整意図~

   S:麻痺した最速ドラパルト抜き(電磁波採用時のなごり)

HB:余り

 

絶対選出枠の相棒。NNはマリン(ダイブボールに入れたので)。

テラスタイプは無難に相性の良い炎にしたが、後続のポケモンに出来るだけテラスタルを切りたい構築であったので、大会中はサーナイトにテラスタルを切る事はなかった。

持ち物は行動回数をより多くする為にオボンの実にした。

特性のトレースはこのルールだとサーナイト系統だけであり、四災ポケモンに対して特性を無視して行動できるのが最大の強みである。ただし、イーユイに対しては微不利であるので、ある程度削って退場してからカイリューやディンルーで処理するようにしてた。

ルール上、環境がレギュレーションCに似たような感じになると予測すると、先発に来そうなディンルー、パオジアン、コノヨザルに対して仕事が出来るよう物理耐久にガッツリ振った。

技構成はタイプ一致のムーンフォースと相性の良いマジカルフレイム、物理ポケモンを止める為の鬼火、タイプ一致且つ特殊受けポケモンに打点が持てるサイコショックにした。

高速アタッカーに対して電磁波や凍える風も候補にはあったが、耐久に割いているので打ち合いに負けたとしても後続の先制技持ちのポケモンで処理することにした。

 

個人的に、サーナイトはサイクル戦するよりかは単体性能を活かして展開構築や対面構築にした方が強いと思っている。

 

サーフゴー 

 

テラスタイプ:飛行

特 性:黄金の体

性 格:控えめ

持ち物:隠密マント

実数値:193(244)-58-117(12)-198(212+)-112(4)-109(36) ※A個体値0

技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/悪巧み/自己再生

~調整意図~

SVランクマシーズン5最終1位のシグマさんのサーフゴーの型をそのまま拝借した。

shigumaaa.hatenablog.com

 

特殊の崩し役その1。NNはDoffy(ONE PIECEのドフラミンゴの愛称)。

キョジオーンの塩漬けやキノガッサの地ならし等の追加効果のある技で起点になるのを回避する為に隠密マントにした。

また、レギュレーションCの環境に一定数存在するヘイラッシャやディンルーの地割れに耐性をつけたかったので飛行テラスにした。
努力値配分はどうすればいいのかわからなかったので、S5の構築記事から良さげなものを拝借した。

技構成は悪巧みと自己再生は確定で、ウェポン2つを何にするか最後まで悩んだが、無難にタイプ一致のゴールドラッシュとシャドーボールにした。しかし、10万ボルトが欲しい場面がわりかしあったので難しいところであった。(技もう1つ使えりゃなぁ…)

 

カイリュー 

 

テラスタイプ:ノーマル

特 性:マルチスケイル

性 格:意地っ張り

持ち物:厚底ブーツ

実数値:191(196)-204(252+)-116(4)--121(4)-107(52)

技構成:神速/地震/竜の舞/羽休め

~調整意図~

   H:16n-1

   A:特化

B,D:端数

   S:麻痺した最速ドラパルト抜き(=2段階上昇で最速ドラパルト抜き)

 

物理の崩し役その1。NNはみかん(色合いから。ちなみに私は通常色派です。)。

物理の崩し役に成り得るポケモンは他にもいるが、サーナイトが絶対選出な以上イーユイに対して後出し出来る性能が欲しかったので採用。後は単純にカイリューサーフゴーの相性補完の良さもある。

持ち物はサイクル戦をする際に、テラスタルした後でもステロや毒菱による定数ダメージを拒否する為に厚底ブーツにした。

サーナイトで倒せなかった高速アタッカーに対して、高火力の先制技で処理してマルスケを残した状態で次のポケモンと対面したかったので、A特化のノーマルテラス神速を採用した。

また、サーナイトと素早さラインを同じにする事で、先の展開がなるべく読めるようにした。

以上のコンセプトであったので、技構成は神速・竜の舞・羽休めが確定で、ラストは無難に地震にした。

 

が、実は大会で一度も選出しなかった…(理由は後述する)

 

ディンルー 

 

テラスタイプ:フェアリー

特 性:災いの器

性 格:意地っ張り

持ち物:突撃チョッキ

実数値:239(68)-178(252+)-146(4)--114(108)-75(76)

技構成:カタストロフィ/地震/ヘビーボンバー/テラバースト

~調整意図~

SVランクマシーズン5最終5位の方のディンルーの型をほとんど拝借した。

sharemarble.hatenadiary.com

 

NNはサカズキ(ONE PIECE赤犬の名前から)。

S上昇ブーエナ持ちのハバタクカミや、後ろから出て来たテツノツツミ、イーユイに対して抗えるポケモンとして採用。

突撃チョッキを持たせる事で特殊攻撃には強く出られるのがこの型の一番の強みだと思っている。

テラスタイプは攻守共に優れているフェアリーにした。記事元のディンルーは電気テラスで採用していたが、自分の構築はサーナイトから組み始めているので、バンビーさんのサーナイト動画で入っていた構築のディンルーのやつと一緒にした。

 

イーユイ対策は上に挙げたカイリューも該当するが、大会中当たった人の構築の取り巻きに対してカイリューが動きづらそうと感じた場面が何度もあったのもあり、結果的にディンルーを選出する事が多かった。

 

ミミッキュ 

 

テラスタイプ:フェアリー

特 性:化けの皮

性 格:陽気

持ち物:命の珠

実数値:131(4)-142(252)-100--125-162(252+)

技構成:じゃれつく/影打ち/剣の舞/のろい

~調整意図~

ミラー対面で勝率を上げるために最速ASぶっぱ余りH

 

物理の崩し役その2、且つストッパー役。NNはポッキー(化けの皮が剝がれた時の音由来)。

対面的に動きたい相手に対して行動保証があるポケモンとして採用。ミミッキュを選出した際、ヘイラッシャやキョジオーン等の高耐久ポケモンに最低限抗える様"のろい"を搭載しつつ、剣舞+命の珠+フェアリーテラスのじゃれつくで火力を増強出来るハイブリッド型にした。
技構成もこれで完成しているが、シャドークローが欲しい場面もあったので、そこは一長一短だと思う。

 

テツノドクガ 

 

テラスタイプ:水

特 性:クォークチャージ

性 格:控えめ

持ち物:ブーストエナジー

実数値:159(28)-68-102(172)-198(156+)-131(4)-149(148) ※A個体値2

技構成:炎の舞/ヘドロウェーブ/テラバースト/身代わり

~調整意図~

SVランクマシーズン4最終1位のくろこさんのテツノドクガの型をそのまま拝借した。

game8.jp

 

特殊の崩し役その2。NNはエーミール(小説『少年の日の思い出』から)。

サーフゴーで突破するのが難しいドオーや、サーフゴーが出せない時の特殊アタッカー。後は単純にカイリューが出せない時の毒菱展開構築に対してもシャットダウンが出来るポケモンだったので採用した。
型をどうするか悩んだが、サーナイトで削った相手を炎の舞で倒しつつC上昇して裏のポケモンに負担をかけたり、逆にドクガより遅い起点作りのポケモンに対しては身代わりで回避しつつ炎の舞のC上昇で負担をかける動きが強いと感じたので、この型にした。
努力値配分は自分の構築に合っているかと言われると正直違うと思う。もう少し素早さラインを上げた調整の方が強いと今は思っているが、大会当日2時間前に考え始めたのもあり、どういう風に調整すればいいかわからなかったという諸事情もあった。

正直努力値配分の意図はくろこさん本人に聞いてみないとわからないし、何より人と違う構築にそのまま他の構築で使われた型を使う以上、素早さの調整を変えた方がいいのか迷ったが、くろこさんの最終日動画のテツノドクガの動きを見て、自分の構築に入れても強い動きが出来ると判断し、またレギュレーションBとはいえ最終1位の努力値配分をパクれば間違いないだろうと当時は思い、この様になっている。

 

使ってみた感想としては、思った以上に強くてビックリした。サーナイトが誘いやすい鋼タイプのポケモンを逆に起点に出来たり、身代わりで相手のテラスを確認してからテラスを切るかの判断が出来る点、登場したターンにブーストエナジーを消費する事で叩き落とすのダメージを減らしたり…と挙げればきりのないぐらいの強いポテンシャルで、本構築の裏のMVPだった。逆に出すタイミングさえ間違えなければ強いため、そこのプレイングは考えながらやらないといけないとも感じた。

 

選出

…先発で絶対選出枠

残り2体は相手の構築や絶対選出枠に応じて選出したが、多く選出した組み合わせは

 or  + 

であった。

 

結果&感想

13勝5敗で最終279位でした!参加者6000人越えにも関わらず、正直ここまで順位が高いとは思ってなかったので嬉しい限りです!

 

実は前回の2022年の剣盾で行われた令和相棒自慢杯も参加していたのですが、参加して思ったのが、やっぱり勝った試合でも負けた試合でもお相手の相棒がどのポケモンなのかどういう型なのかを対戦しながら楽しめるのがこの大会の醍醐味だなと感じました!また開催されるような事があったら参加したいですね!

 

大会主催者のしぇいどさん始め、対戦してくださった方々、ありがとうございました!!

 

あとがき

今回この構築記事を挙げる日がレギュレーションCが終了するタイミングというのと、大規模な仲間大会で個人的にそこそこ良い成績を残せたのもあって、自分用のメモみたいな感じで初めてブログを開設した次第であります。

構築記事を書くにあたり、ポケモン対戦プレイヤーのシグマさんのブログを参考に執筆したのですが、やはり上手い人の考え方は凄く参考になるのでこういう文化があるのはとても良いなあと思いました。

自分がその領域に辿り着いてないのは明白なのですが、いつしかこのブログに辿り着いた人が少しでも参考になってくれることを願って、執筆を終えたいと思います。

 

今の所ポケモン対戦ガチ勢になるわけではないのですが、ポケモンに関することについて不定期にブログを書こうかなと思っていますので、よろしくお願いします。

 

何かありましたら、Twitter@Everypoyonpoyonまで連絡お願いします。

 

ではでは。